本屋大賞2012 予想

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本屋大賞2012 が発表されましたね。

ノミネート作品は以下

万城目 学　『偉大なる、しゅららぼん』（集英社）
　中田 永一　『くちびるに歌を』　（小学館）
　高野 和明　『ジェノサイド』　（角川書店）
　宮下 奈都　『誰かが足りない』　（双葉社）
　小川 洋子　『人質の朗読会』　（中央公論新社）
　三上 延　『ビブリア古書堂の事件手帖』（メディアワークス）
　大島 真寿美　『ピエタ』　（ポプラ社）
　三浦 しをん　『舟を編む』　（光文社）
　百田 尚樹　『プリズム』　（幻冬舎）
　沼田 まほかる　『ユリゴコロ』　（双葉社）

三浦 しをん　『舟を編む』　（光文社）に決定しました。

本屋大賞とは
全国書店員が選んだ　いちばん！売りたい本だそうです。

ノミネート10作品の順位は以下の通り。

「本屋大賞2012」順位
1位：『舟を編む』三浦しをん（光文社）
2位：『ジェノサイド』高野和明（角川書店）
3位：『ピエタ』大島真寿美（ポプラ社）
4位：『くちびるに歌を』中田永一（小学館）
5位：『人質の朗読会』小川洋子（中央公論新社）
6位：『ユリゴコロ』沼田まほかる（双葉社）
7位：『誰かが足りない』宮下奈都（双葉社）
8位：『ビブリア古書堂の事件手帖』三上延（アスキー・メディアワークス）
9位：『偉大なる、しゅららぼん』万城目学（集英社）
10位：『プリズム』百田尚樹（幻冬舎）

三浦しをんは1976年生まれ。
就職活動に奮闘する女子大生を描いた『格闘する者に◯（マル）』で2000年にデビュー。
2006年には「便利屋」を舞台にした『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞。
様々な職業を題材に小説を書くので職業小説の名手と言われているそうです。

本屋大賞は今年で９年目
受賞作は映画化やドラマ化のオファーが殺到するらしく
リリー・フランキーの『東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン』（2006年受賞作）
湊かなえの『告白』（2009年受賞作）は大ヒットを記録する。
昨年の東川篤哉の『謎解きはディナーのあとで』（2011年受賞作）もTVドラマ化されたのは記憶に新しい。

今回の船を編むも映画やドラマのオファーが殺到するだろうという評判だ。
なぜかというと、この船を編むは光文社の女性ファッション誌『CLASSY』の2009年11月号～2011年7月号の連載小説にも関わらず、内容は出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書『大渡海』の編纂（へんさん）に奔走する人々を描いており、連載当時から評判になっていた作品だ。
ファッション雑誌という派手な雑誌の連載小説が辞書作りという地味なイメージの小説だったからその対比も注目されていたようだ。

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